今月から本格的に始めた
「歩行動作を分析して整体に応用する」
と言う課題です。

歩行動作時の運動バランスや、不安定さを見つけ出し、
「なぜこのような症状が発症しているのか?」
「改善するにはどんな整体が必要か?」
を分析するのが目的です。

また歩行動作は医学的データも多く、整体にも十分応用できると思っていました。
しかし実際行ってみると、やはり教科書の様には行きません。
患者さん個人個人の複雑な重心バランスを描いていました。

両足がシビレる女性のバランス

両足に強い痺れがあり、最悪歩行が困難になるときもあるという、70代の女性患者さんです。医師からは手術も進められているそうです。

「この年で体にメスを入れたくない」
と悩んでいたところ、知人から当整体を紹介されたそうです。

歩行時の重心バランを位置を測定解析したところ、上図のようになりました。
足が着地した時、骨盤が大きく左右に揺れているのでは?と推定できます。

現在3回ほどの整体で、シビレが軽減し歩行自体もかなり楽になりました。

この動作が腰部にどんな力を与えているのか?確りデータ解析し、整体して行く必要があります。

慢性腰痛男性のバランス

下の図は慢性腰痛をお持ちの、30代の男性患者さんです。スポーツマンで確りした体型をされていますが、10代のころからギックリ腰に悩まされていました。

前後に強い動きがあり、これが腰部に慢性的な負荷をかけているのでは?と考えられます。
このような方は、ハムストリング(ふくらはぎの裏側)に強い張りがあるのが特徴です。

そこで実施されるのが、写真の様なハムストリング経絡指圧整体です。慢性腰痛はもちろん、ギックリ腰や産後の骨盤矯正などにも活用される、最も基本的な整体法です。

坐骨神経痛女性のバランス

坐骨神経痛との診断を受け、右臀部から足にかけての痛みがあるという、40代の女性患者さんの重心バランスです。

右足に痛みがあるためか、重心が左に偏っているようにも見えます。
現在3回ほど整体しておりますが、重心バランスは徐々に改善しております。
今後より改善するには「どんな整体を実施すれば良いのか?」データと確り向かい合い、研究して行く必要があります。

今後の課題

データを漠然と見るのではなく、どの様な現象が発生し、このような重心バランスになっているのか? 確り吟味して行く必要があります。

そのためには、ロボットの技術を応用し、患者さんの重心バランス状態を「数式化」することです。
どんな数式が発生することにより、このような重心になっているのか?
どこに負担がかかっているのか? それが不快症状の原因になっているか?
改善にはどんな整体が必要か?

以上を考えていく必要があります。