電子書籍で出版!がんばれ千円バイク
ポンコツバイクで旅ゆくゼロハンライダーの青春
二十歳の青年が、千円ポッキリで手に入れた、ポンコツ50ccバイク。 自分の手で修理・復元させ、無謀とも言えるツーリングの旅に出る。
落ちこぼれだった少年時代。
「生まれつき能力に恵まれなかった者は、どんなに努力しても決して報われることは無い」
本気で思っていた。
しかしボロボロのポンコツバイクが「旅立ち」に向けて、ひたすら前進するその姿。青年は不器用ながらも
「目標に向けて頑張る大切さ」
を学んでいく。
書籍紹介
苦しかった峠道、大雨や強風にも負けず、ひたむきに走り続けた千円バイク。
旅先で出会った美しい風景、そして温かい人々との交流を通じ、一人の人間として大きく成長してゆく姿を、当時のリアルな日記を交えて描く、感動のノンフィクション。
★ 電子書籍版だけの特別収録!
本作の最後には、旅の相棒たちのその後を描いた**【特別章】**を独占公開。彼らの本当の青春の結末を、ぜひその目で確かめてください
主な項目
第1章 千円で買ったポンコツバイク
第2章 千円バイクで出会った人々と風景
第3章 千円バイクみちのくへ旅立つ
特別章 時は令和!あの日のスカイバレーをたどって
あらすじ
「君!汚いバイクに乗っているねえ~」
「はい!クズ屋から買いました」
「いくらで?」
「千円です」
得意そうに答えると、白バイ隊の人は静かにうなずき、その後は何も言いませんでした。
「お前、このボロバイクで何をするつもりだ?」
「もちろん、旅に出るのさ」
「旅!おいちょっと待てよ、気は確かか?」
「本気だよ、俺はこいつに乗って野を越え山を越え、遠い何処かへ行ってみたい」
「だけどこんなポンコツ、どこで壊れるかわからないぜ」
「そうだよ、だからこそ挑戦してみたい」
友人が止めるのも聞かず、このバイクでの旅立ちを夢見ていました。
「千円バイクツーリング!この世に自分しかできない旅の記録を作成したい」
今考えると、背筋がぞっとするようなポンコツバイクでした。 しかし気持ちが通じたのか、この小さなバイクは立派にスクラップから立ち直り、ツーリングの旅へと出発します。 隣町、隣の県、一歩ずつ走行距離を伸ばし、やがて遠い北国へ旅立てるまでに成長したのです。
急坂急カーブ、大雨、さらに熱風と、次から次へと襲いかかる大自然と格闘しながら、この小さなポンコツバイクは、たくましい走行性能を見せてくれました。その力強さは、苦しいときや辛いとき、いつも心の励みになる貴重な体験となったのです。 その勇ましい力闘の旅が、これから始まろうとしていました。