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ロボット技術をスポーツクラブに活かす!

更新日2023年8月12日

スポーツクラブご利用者様の動作を測定解析し、健康増進や記録向上に応用しています。

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1.スポーツクラブ応用に向けて

スポーツクラブやフィットネスクラブに通う方は、健康意識が非常に高いです。トレーニングだけではなく、リハビリに活用されている方も少なくありません。

スポーツクラブのメンバーさんに、ロボット技術を応用し、健康増進や記録更新に役立てるには、どうすれば良いか?例を挙げて説明いたします。

スポーツクラブを訪問

記録が伸びない・・・
腰が痛い・・・膝が痛い・・・骨盤がゆがんでいる・・・
どの様なトレーニングをすれば良いのか?

まずはご利用者様の身体を確り分析することが必要です。

低コストな人体動作解析システムです。

「ご利用者様がどのような動作をしているのか?」
「アンバランスな動作は無いか?」
「腰痛や膝痛の原因は何か?」
「動作をデータ化し、フィットネスに生したい!」

ご利用者様の動作を分析するために、大学と共同で開発されたABA測定システム! スポーツクラブにて使用が開始されました。

今回は小山中小企業診断士のご紹介により、千葉県習志野市にあるCACスポーツクラブ様に伺いました。

千葉県習志野市のスポーツクラブ

今回伺ったCACスポーツクラブ様です。(千葉県習志野市)

インストラクターとの連携

ロボットの技術をご利用者様に役立てるためには、クラブのインストラクターの方々との連携が必要不可欠です。

「新しい技術を積極的に採用し、ご利用者に新しいフィットネスを提供してい行こう!」
社員の方々が積極的に活動してくださいました。

スポーツインストラクター、中小企業診断士との連携。

ご協力いただけるのは、CACスポーツクラブの方々です。左から相田IR、森田社長、小山中小企業診断士です。よろしくお願いいたします。

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2.歩行動作を分析する。

ご利用者様の動作を把握するため、一番基本的な動作、歩行動作を測定解析します。

測定機器のセッティング

歩行動作を測定するため、まずは機器のセッティングをいたします。測定機器とお持ちのパソコンを接続すれば、すぐに測定可能になります。

お持ちのPCで測定可能です。

これだけの設備で、ご利用者様の歩行動作が分析できます。

歩行動作の測定と解析

それではトレッドミルを使用し、歩行動作を測定してみましょう。 必要な物は

  1. 1. データの収集と解析を実施するためのノートパソコン
  2. 2. ABA測定システム(送受信機、測定器)
  3. 3. コルセット(測定器取り付け用) の3点です。

送受信器をパソコンに接続し、測定器を腰部にコルセットで固定。いよいよう測定を開始します。 (協力 佐々木インストラクター)

人体動作は簡単に測定できる。

用意するのはこれだけ! 測定器を腰部に固定すればセット完了

最も基本的な歩行動作の測定を開始しました。

佐々木インストラクターの歩行バランスがパソコン画面に!

歩行動作時の上下前後左右の直線動作と回転動作を測定します。重心バランスはリアルタイムでパソコン画面に表示されます。

データの出力

測定されたデータはパソコンで解析され 「左右どちらの動作が大きいか?」
「右重心か?左重心か?」
「左右前後の回転動作のバランスは?」
など細かく解析され、データとなって出力されます。
ご利用者様の今後のフィットネスに生かして行きます。

測定されたデータはプリントされて理解されやすい状態に変換されます。

複雑な測定データが、見やすいデータに変換されます。

利用者様のための講演会

「この測定技術をより多くのご利用者様に役立てよう!」
CACスポーツクラブ様にて講演と体験が実施されました。
たくさんの方に集まっていただき、様々な感動的なご意見をいただきました。
講演会     「動作で分かる骨盤ひずみ」
日時       2014年9月10日(水) 
場所       CACスポーツクラブ(千葉県習志野市)
参加者     クラブご利用者様と入会検討者様含め35名
動作測定    参加者様の立位バランス、足踏みバランス、骨盤回転運動を測定解析

低コストな人体動作解析システムの紹介です。

どの様な講演になるか不安でしたが、たくさん集まっていただきありがとうございました。 「こんな動作していたの?」
「だから膝が悪かったんだ・・・」
「めまいの影響が少なくてよかった・・・」
「データで見ると分かりやすい。」
講演は大反響!
一般のご利用者様が理工学技術にこんなに関心を持ってくるとは思いませんでした。 ありがとうございます。

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3.様々な動作解析を実施!

測定可能動作は多数あります。
歩行動作はもちろん、椅子からの起立動作や片足立ち重心バランス、脚力の測定など、様々な運動動作が測定解析できます。

骨盤のねじり運動の測定

人体が最も乱れやすい・・・と言われている骨盤のねじり運動の測定解析です。

骨盤の動作を知ることも重要です。

スポーツ選手の故障改善や、産後の骨盤矯正などにも応用されている測定です。

椅子からの起立動作の測定

介護やリハビリ施設で行われている、起立動作の測定解析です。起立の時間や、速度などが精密に表現できます。

リハビリにも活用されている椅子からの起立動作測定。

これら技術は健康面だけではなく「介護予防」「転倒防止」など、今後の生活にも大きく影響してくるはずです。

介護・リハビリへの応用

我が国も超高齢化社会になっております。
現在介護、リハビリ業界はパンク状態!今後は要支援の方々が、介護保険から離れる・・・ との噂も多く耳にしております。 スポーツクラブの需要も大きく変化して行くでしょう。

今回の測定システム採用により
1.フィットネスだけではなく、リハビリや怪我からの回復などの応用が可能!
2.医療機関と連携が可能!
3.スポーツを介護予防など、高齢化社会に貢献させることが可能!

等が期待できます。

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4.大学との共同研究への発展

理工学技術は日進月歩です。 現在大学では様々な人体応用技術が開発されています。大学と連携することにより、今後はより有効なフィットネスをご利用者様に提供が可能になります。

中央大学理工学部との連携

中央大学理工学部「橋本研究室」で行われている、身体動作の測定解析です。スポーツフォームの改善や、事故や病気で手を失った方の「幻肢痛」改善にも応用が可能です。

中央大学理工学部での実験

フィットネスはもちろん、医療応用にも期待が持てる身体位置感覚制御技術です。

資料提供(中央大学理工学部橋本研究室)

ロボット技術人体応用に向けて

ロボットの技術は、様々な動作測定に有効です。アスリートの成績向上や、ご利用者様のリハビリ運動改善にも、十分力を発揮します。
しかしながら、まだまだ業界同士の壁は厚く、確り応用されているとは言えません。

これら技術を確り応用し、ご利用者様に役立てるには、お互いが歩み寄ることが必要だ。」

小山中小企業診断士は言われておりました。
今後は

1.応用のして行くにはどの様な改良が必要か?
2.より分かりやすい技術にするには、どうすれば良いか?
3.どの様に低コスト化すれば良いのか?

を検討して行くことが必要です。

当技術士事務所では、連携できる医療機関や、研究機関を募集中です。
お気軽にお問合せ下さい。

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