アスリートの記録向上と身体改善
更新日2023年5月10日スポーツ選手の姿勢や、骨盤状態を測定解析し、日常の何気ない動作を測定解析。低コストで記録向上に繋げて行きます。
このページ目次
- 1.技術をアスリートのために
- ・身体の姿勢を分析する
- ・身体の基本動作を分析する
- ・運動動作を分析
- ・身体の故障を改善する
- 2.業務の流れ
- ・目的達成のためのステップ
- ・身体状態を分析する
- ・データを見える化する
- ・故障を改善する
- 3.アスリートの不調を改善する
- 4.最適な整体法を選択し、実施する。
- 5.効果の確認をする。
- 6.将来の展望
1.技術をアスリートのために!
姿勢が悪い、記録が伸びない。
腰が痛い、膝が痛い・・・
箱根駅伝!東京オリンピック目指して記録を伸ばしたい!
当技術士事務所では、そんなお悩みがある中大アスリートのために、身体の姿勢や動作を分析、整体施術 によって改善させる!と言う業務を行っております。
現在中央大学理工学部と連携し、より有力な解析法と最適な改善技術の向上を目指しています。
この新しい改善技術が、未来を目指す中大アスリートの方々に是非お役に立てたい!と強く望んでおります。
身体の姿勢を分析する
当技術士事務所では、人体の姿勢状態を分析し、不調の原因やこれから発生しそうな不快症状を予測し、改善と予防に努めています。
現在主に行われているのは「姿勢画像の解析」です。
左は撮影したままの画像、右は画像解析し、身体の中心部を白い線として抽出したものです。
身体の曲がりが確認しやすくなり、医療技術だけでは確認できない身体の問題点や、関連痛の発見 に力を発揮しています。
(協力)お茶の水女子大学 太田研究室 中央大学理工学部 橋本研究室
身体の基本動作を分析する
姿勢画像の分析だけでは不十分です。
人体は動いています。ロボットよりも複雑に動作しています。
当技術士事務所では、中央大学理工学部橋本研究室で開発された測定器を腰部に取り付け、最も基本的な 動作を測定解析し、身体の改善と記録向上に繋げてゆきます。
中央大学理工学部で開発された測定器を腰部に取り付け動作を測定します。
以下は足踏み運動による重心バランスの測定解析です。動作から腰痛や股関節痛の原因などを詳し く分析します。
当技術士事務所では古くから整体の患者さんに活用されています。
簡単な足踏み運動で、骨盤の動作や重心バランス変化を見ます。
最も乱れやすい!と言われている骨盤のねじり運動を測定解析します。 この測定により、骨盤のねじり角度の左右差や、癖、運動ひずみなどが発見でき、身体の改善に大変役立っています。
骨盤のねじり運動は、身体の運動ひずみを発見しやすい測定法です。
上図のグラフは骨盤のねじり運動を見える化(緑の線)したものです。(山の高さが左回転の量、谷の深さが右回転の量)
骨盤がほとんど左に回転しておりません。大きな運動ひずみがあることが確認できます。
坐骨神経痛の方に多く発生する現象です。
(協力 中央大学理工学部 橋本研究室)
運動動作を分析
姿勢や動作の解析は、スポーツフォームチェックにも応用されます。 下の図はゴルフスイングした時の、骨盤のねじり運動です。
ゴルフクラブを素振りした時の骨盤角度を可視化したものです。
青線が骨盤の前後角度変化、赤の線が左右の角度変化、緑の線が捻じれ角度です。
ベテランと初心者では、どの様な違いが出てくるでしょうか?
身体の故障を改善する
姿勢や動作の解析は、身体の故障改善にも応用できます。
腰が痛い、坐骨神経痛が・・・
膝が痛む・・・
腕が上がらない・・・
当技術士事務所では、経絡指圧整体による改善技術も採用しています。身体に負担をかけない、優しい改善法です。 必ず記録向上に繋がると確信しております。
参考ページ
バイオメカニクス整体技研のホー ムページ
2.業務の流れ
現在アスリートがどの様な状態で、どの様なことで悩んでいるのか?身体状態を分析し、最適な改善法を実施。体調の改善と記録向上 につなげて行きます。
目的達成のためのステップ
当技術士事務所では以下のステップで身体の安静立位時(静的)と、運動時(動的)の双方を確認し、改善に努めています。
1.アスリートの話をよく聞く。
2.身体の姿勢状態から原因を分析する。
3.身体の運動状態から原因を分析する。
4.希望者の方に整体を実施する。
5.効果の確認をする
6.身体と生活習慣の改善に繋げてゆく
以上の順で、身体改善を実施し、記録向上に繋げて行きます。
身体状態を分析する。
現在アスリートの身体がどの様な状態なのか?分析してデータ化することはとても大切です。 当事務所では、様々な動作の分析を研究しています。
こんな動作を分析できないか?
ご要望も受け付けております。高度な動作分析は、大学や日本技術士会に協力をお願いし、実施する事も可能です。
データを見える化する。
現在どのような姿勢で、どのような動作をしているのか?見える化して発表することも可能です。
より良い改善を実施して行くため、プレゼンなどを実施しています。
当技術士事務所では、アスリートの方々により良い記録を残していただくため、人間工学なども積極的に応用しています。
故障を改善する。
腰痛や坐骨神経痛、膝痛などの慢性的な不調に悩むアスリートの状態を改善します。 姿勢データや、運動データを参考に不調の原因なども分析します。
希望者の方には、経絡指圧整体による改善も実施しています。
強い力で引っ張ったり、捻じったりしない、優しい施術法を採用しております。
3.アスリートの不調を改善する。
★身体全体のチェックと脊柱矯正
全身に手のひらをやさしく当て、脊柱の曲りや筋肉の張りをチェックして行きます。
コチコチになっていた筋肉が自然にほぐれ、無理なく脊柱が矯正されてゆきます。
★ハムストリングの経絡指圧
太ももの裏側に当たるハムストリングを指圧し、疲労による腰部筋肉の張り、や骨盤を正常なに戻して行きます。
基本中の基本で、慢性腰痛の方には念入りに行います。
坐骨神経痛改善にも使用されています。
参考ページ→「坐骨神経痛改善の研究」
★仙腸関節調整指圧
仙腸関節とは骨盤とその中央にある逆三角形の骨をつなぐ関節です。
仙腸関節の動きについては様々な意見があります。
工学的にも関心のある部分です。
参考ページ→「坐骨神経痛改善の研究」
★腹部指圧の実施
腰痛など身体の不調がある時は、腹部の固さがアンバランスになります。
経絡指圧で均等にし、病気を改善させて行きます。
4.最適な整体法を選択し、実施する。
中大アスリートとの話し合い、身体の姿勢と運動の解析・・・
これらデータをもとに最適な整体法を選択し、身体の改善を行ってゆきます。
改善のための整体法は、身体に強い力を加えず、全身を優しく指圧してゆく、負担の少ない改善法です。
5.効果の確認をする。
1.効果の確認のための話し合い。
身体の状態はどの程度改善されたか?
不調な部分などが残っていないか?
追加してほしい手技は無いか?
等を詳しく話し合い、より良い改善法に繋げてゆきます。
2.データの確認。
必要に応じて、再度身体動作の確認をする場合があります。
整体前と同様の動作をしていただき、運動ひずみがどの程度改善されたか?確認いたします。
下のグラフは整体後、骨盤の運動ひずみが小さくなった状態のものです。
整体後のねじり運動の左右差が小さくなった。
6.将来の展望
所属している中大技術士会では、中央大学理工学部の研究技術を世の中に貢献するため、活動 しています。
これら連携が中大アスリートの方々のお役に立ち、記録向上に繋がれば、卒業生としてこれほど嬉しいことはありません。
是非お力になりたいと思います。